2025年12月に入りGmailでは外部メールの利用ができなくなると話題になっています。
2026年1月以降からブラウザ版Gmailで外部メールアドレスからメールを取り込む機能が廃止になります。
突然の案内に驚く声も多く、「私も対象なのかな？」など対象者が誰か不明です。
そこでGmailのPOP機能廃止により外部メール利用ができなくなる理由や対象者は誰なのかまとめました。
代替もあるか調査しました。
ぜひ最後までご覧ください♪
GmailのPOP機能廃止で何が変わる？
2026年1月以降に2つの機能が廃止になります。
廃止になる機能
・POP受信が不能
・Gmailifyが廃止
POPによる受信とは
会社のメールアドレスや、契約しているインターネットプロバイダのメールアドレスをGmailがサーバーにアクセスし、メールボックスに取り込んでくれる機能
Gmailifyとは
Yahooメールや、OutlookメールのアカウントをGmailとリンクさせることで、迷惑メールのブロックができる機能
この2つの機能が2026年1月以降に廃止になります。
POP機能が廃止になる理由
POP機能のセキュリティ上の問題とは
・POP技術が古い
・IDとパスワードを管理しないといけない
・サーバー攻撃のリスク増
POPという技術は1980年代に作られた技術で、当時は画期的なサイバー攻撃を防ぐ防衛力でした。
しかし、現在複雑なサーバー攻撃が多くセキュリティが弱くなっています。
そのため、より強化にするためにPOPを廃止することになりました。
また、他のメールボックスからGmailのメールボックスに移す際に、その人のIDやパスワードを管理しないといけません。
そこでまたセキュリティ上POPでは弱いため、漏洩の観点から廃止になりました。
このPOP廃止により対象者はどのような人になるのでしょうか。
GmailのPOP機能廃止で外部メール利用不能により影響を受ける人は？
POP機能廃止により影響を受ける人
・パソコンのブラウザでGmailを開き、そこで会社のメールやプロバイダのメールを一括受信している人
・独自ドメインのメールをサーバーからGmailに取り込んで管理している人
・複数のクライアント用のメールアドレスをGmailの受信トレイに集約している人
・Gmailify機能を使っている人
自分が対象者かどうか確認する方法はあるのでしょうか。
POP機能を利用しているか確認する方法！
①Gmailを開く
②設定画面に移動し、「すべての設定を表示」のボタンを押す
③「アカウントとインポート」タブを選択し、「他のアカウントのメールを確認」をおす
④他のアカウントのメールを確認するを開いて、メールアドレスが表示された場合は影響があります！
※④のメールアドレスが表示されない場合は、影響はありませんので安心してください♪
ぜひ一度確認してみてください♪
GmailのPOP機能廃止による対策はある？
GmailのPOP機能廃止による対策まとめ！
・メールソフトでIMAP接続に切り替える
・メールサービス側で「Gmailへの自動転送」の設定をする
IMAP機能とはPOP機能と違い、「覗きにいく」ような形なのでメールはサーバーにありセキュリティ上問題ありません。
また、フォルダ分けや検索は以前より見やすくなりますのでおすすめです。
「Gmailの自動転送」については設定をするだけで良いので簡単です。
しかし、迷惑メールと誤判定される可能性もあるので注意が必要です。
